パパ部

今日はどんな遊びをしようか。

アウトドア好きのお父さんにぜひ読んで欲しい絵本!「赤いカヌーにのって」

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絵本って子どもだけのためにあるんじゃなくて大人が楽しんでもいいんじゃない?

ぼくは常々そう思ってるのですが、絵本って本当に眺めているだけでも楽しいし、絵本の世界を間接体験できるので、なんだかちょっぴり得した気分になれる。

そんな絵本の魅力に惹かれ、気に入った絵本を見つけたらついつい、自分が欲しくなって購入してしまうのですが、

そんな感じで今日も我が家に一冊の絵本が届きました。



赤いカヌーにのって | ベラ・B.ウイリアム

もうこれは表紙をみた瞬間びびっときました。


かあさんとおばさんと、いとこのサムと、赤いカヌーで初めての川下りに出かけた“あたし”。たき火をして、岩の台所で料理をして、テントを張ってキャンプをして…。 魚釣りをしながら、カモにえさをやりながら、赤いカヌーは原っぱを、町のなかを、湖を、ぐんぐんぐんぐん下っていきます。

売られていた赤いカヌーを買った女の子が、お母さんや従兄弟と川下りに出かける中で、美しい自然に触れ合い、時には自然の脅威にも直面しながら目的地へ向かうというストーリーです。

出発前の準備の荷物の多さにびっくりしたり、テントを張ってキャンプしたり、魚を釣ったり…

まるで自分も一緒にカヌーで川下りをしてるかのようにワクワクした気持ちになれる絵本です。

楽しい川遊び入門絵本

で、この絵本の何が素晴らしいってそれぞれのシーンが実際のアウトドアシーンのように細かなところまで描かれているんですよ。

カヌーのおろし方やロープの結び方、テントの張り方、火のおこしかた、料理の手順…など、
絵本なんだけどアウトドアのなんだか入門絵本みたい。

それに空気感がすごくリアルで、朝露で草やはっぱが濡れている様子や、朝モヤのかかった中でのカヌーをする様子など、まるで自分がそこにいるかのような気分にさせてくれます。

たぶん作者の体験に基づいているのでここまでリアルに描けるのだと思うのですが、アウトドア好きの人なら思わずウンウンと頷いてしまうと思います。

もう少し子どもが大きくなったらカヌーを買って一緒に釣りに出かけるのがぼくの夢。

その日が来るのが待ち遠しくなる絵本です。オススメ!