パパ部

今日はどんな遊びをしようか。

幼稚園児向けのおすすめ絵本10選!定番絵本からちょっとマニアックなものまで紹介します

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幼稚園に入って絵本の読み聞かせの時間があったりで子どもの絵本好きが加速しています。

想像力が伸びるこの時期に家でもたくさんの絵本を読み聞かせてあげたいと思っています。

今日はうちの子どもが大好きな絵本の中から幼稚園児に特におすすめの10冊を紹介します。

定番の絵本からちょっとマニアックなものまでチョイスしてますので、ぜひ子ども成長にあった絵本を選んで読み聞かせてあげてくださいね。

幼稚園児におすすめの絵本

1.うみの100回だてのいえ / いわい としお

ここはうみにうかぶ船のうえ。テンちゃん、という名前のにんぎょうをかかえた女の子がカモメにえさをあげようとしていました。そのとき…… ジャプーン! カモメのはねがぶつかって、テンちゃんがうみにおちてしまいました。さあ、テンちゃんは女の子のもとへ帰れるのでしょうか? 縦に開いて大迫力の「100かいだてのいえ」シリーズ第3弾!

読み聞かせをするといつも「早くめくってー」と子どもの食いつきぶりが半端ないこの絵本。
気が付けば100階まで数を数えれるようになってたり、うみの生き物に興味を持ったり、好奇心でいろんなことを吸収して行っているのが良く分かります。

2.うどんのうーやん / 岡田 よしたか

人手がたりないうどん屋さん。うどんのうーやんは、自分で出前にでかけます。道を走っていると、からからのメザシやふにゃふにゃの絹ごしどうふと出会います。やさしくてふとっぱらなうーやんは、どんどん自分のどんぶりに乗っけて、川をわたり山をこえ...... さて、無事に出前を届けることはできるのでしょうか!?

「うーやん、出前や。たのむでー。」「ほな、いってきますぅ」
絵本を通してこんな感じのおもいっきり関西弁で話が進むのですが、子どももゲラゲラ笑いながら聞いています。関西弁で描かれた絵本ってすごく新鮮。めっちゃおもろいでー。

3.おおきなきがほしい / 佐藤 さとる

「おおきな おおきな木があるといいな。ねえ おかあさん。」
かおるの考えるおおきな木は、こんな素敵な木なのです。
二番目の枝まではしごをかけて、その上は木の幹にぽっかり開いたほらあなの中のはしごを登ります。さらに上にはかおるの小屋があって、台所やテーブルもあります。ここでかおるはホットケーキを焼いて食べたりするのです。
そしてその上には見晴台を作ります。
夏には、おおきな木の上のかおるの小屋は、さぞ涼しいことでしょう。
秋は・・・、冬は・・・、春は・・・。
かおるの想像はどんどんひろがります。

これはぼく自身が小さいころによく読んでもらった絵本。
「こんな自分だけの小屋があったらどんなに楽しいだろう」って読むたびに思います。
子どもはもちろん、小さい頃自分だけの秘密基地をつくって遊んだお父さんなら絶対一緒に楽しくなれる絵本です。
http://papa-bu.hatenablog.com/entry/2016/04/20/120401


4.ねないこだれだ / せな けいこ

「ボン ボン ボン……」と時計が夜の9時を告げる。こんな時間に起きているのは、ふくろう、くろねこ、それともどろぼう…「いえ いえ よなかは おばけの じかん」。

「おばけの じかん」にまだ遊んでいる子どもは「おばけになって とんでいけ」。小さいおばけが大きいおばけに手をひっぱられて、夜空へぐんぐん登っていくシルエットが描かれたページでお話は終わる。その後どうなったのかは語られないままだ。オレンジ色のあかりがともるおうちが遠ざかるのもこわくて悲しくて、読み終えた子どもはきっとベッドへ一直線。もちろんしつけのためだけでなく、安心感たっぷりの暖かいベッドのなかでじっくり怖さを味わうのも楽しい。

これイラストが大好きなんですよ。
早く寝ないのはわるい子だってことを、おばけを使って強制的に覚えさせるのは賛否両論あるかもしれないけど、怖いのに「お父さん読んでー」と子どもが持ってくる不思議な魅力がある絵本です。

5.モーリーのすてきなおいしゃさんバッグ / ミリアム・モス

変身ごっこが大好きなモーリー。魔法のバッグを持って、お医者さんに変身! 中に入った道具や薬で、具合の悪いお友達を治してあげましょう。バッグを開けて、中身を取り出すことができるしかけになっているので、読者の子どもたちも一緒にごっこ遊びの世界を楽しめます。

仕掛け絵本になってて、次々やってくる患者さんをバッグの中身で治してあげることができます。
うちの子はお医者さんごっこなどお世話系が大好きなのですごくハマっていました。

6.ちょっとだけ / 鈴木 永子

なっちゃんの家に赤ちゃんがきて、なっちゃんはお姉さんになりました。お母さんは赤ちゃんのお世話で忙しいので、いつもなっちゃんの要求に応えてあげるという訳にはいかなくなりました。手をつなぐことも、牛乳をコップにつぐことも、着替えの時にボタンをとめることも、髪を結ぶことも。なっちゃんがしてほしい時に限って、お母さんは赤ちゃんのお世話でたいへんそうです。なっちゃんは、思いきって自分でやってみました。みんな初めてのことで、上手にはいかなかったけれど ”ちょっとだけ”成功しました。お姉さんになったからといろんなことで頑張るなっちゃんですが、眠くなった時だけは、どうしてもお母さんに甘えたくなります。「”ちょっとだけ”でいいからだっこして」とお母さんにお願いしてみると、お母さんにはなっちゃんの大切なお願いはちゃんとわかりました。「いっぱいだっこしたいんですけど、いいですか?」とお母さんはなっちゃんのことをいっぱいだっこしてくれました。 お姉さんになったことで感じる切なさ、そしてそれを乗り越えることで成長していく子どもの姿を母親の深い愛情とともに描いています。

下の子ができたばかりの、新米お姉ちゃんの寂しさ。
ちょうど新しい家族ができて同じような境遇の娘と重なって危うく涙ポロリしちゃうとこでした。
「もっと甘えていいんだよ」と親がうまく伝えられないそんな想いをこの絵本が伝えてくれて「やっぱり絵本ていいわー」と思う今日この頃。

7.どっとこどうぶつえん / 中村 至男

見える! ?見えない! ? 不思議などうぶつえん。

【2014年、ボローニャ・ラガッツィ賞・ノンフィクション部門・優秀賞受賞】
国境を越えて高い評価を得た、今最も注目される絵本。

この広い世界のどこかに、ちょっと変わった動物園があるのです。そこでは動物たちの体が四角(=ドット)だけでできています。そんな不思議な「どっとこ動物」たちが、子どもたちを待っています。さあ、門をくぐってみましょう。どんな動物が見えてくるかな?
本作品は、人の「見る力」を応用した絵本です。最小限まで省略されたドットによって見えてくる様々な動物たち。白い平面のうえのたった9個の黒い四角は、まさにパンダ。9個の黒い四角がパンダにしか見えないという驚きと不思議さ。
子どもたちの想像力を存分に刺激してくれる作品です。

これは以前ブログで紹介した絵本。
単純な四角形のドットだけで動物が表現できるおもしろさ。
なんでもリアルな時代だからこそ、こういうシンプルな表現の楽しさを子どもに伝えてあげて欲しいと思います。
http://papa-bu.hatenablog.com/entry/2016/03/29/204520


8.かずのえほん1・2・3 / 五味 太郎

はちうえの花、ひとつ。おいしそうなにんじん、にほん。ろっぽんなみきの停留所からくまさんが出かけたのは? 数字のゲームも楽しめて、バッグの中にポンといれられるおでかけ絵本。

うちの子はこの絵本で数を覚えました。
一見地味でなんてことない絵本だけど、変にひねったりしてないのでストレートに数を認識できるところがおすすめ!

9.どんぐりむらのどんぐりえん(どんぐりえんシリーズ) / なかや みわ

どんぐりむらのどんぐりえんの子どもたちは近頃とてもはりきっています。もうすぐ、年に一度の園行事・お店屋さん祭りがあり、家族や村のつぶたちをお客様として招待するからです。先生たちの見守る中で、のびのび育つ子どもたちの、楽しい園生活を描きます。

どんぐりえんシリーズは他にもいろいろ出てるけど、これはぜひ幼稚園に通いだしたばかりの子どもに読んでもらいたい1冊。
うちの子は幼稚園に通いだすちょっと前からこの絵本を読み聞かせてたんだけど、園生活が楽しみな様子で絵本を読むたびに目を輝かせていました。

10.ちりとちりり / どい かや

チリとチリリ、ふたりの女の子が自転車に乗って洞くつにはいっていくと、そこは海の世界。珊瑚の迷路、海藻の入口、貝殻のソファー・・・やさしくてカラフルな色づかいで、海の中の世界のにぎやかな様子が夢いっぱいに描かれています。お魚たちの表情や宝ものなど、ストーリーの細部にわたって見どころがちりばめられていて、眺めているだけでも楽しめます。

優しいタッチで描かれたイラストがかわいい絵本です。
ページをめくるたびに「わー、きれいだね!」と親子で感動しています。
うちの子は海底の宝庫を見つけるページが大好きで、「この真珠のネックレスがほしい!」とか言ってます。おいおい(;・∀・)
幼いころからこういうきれいな絵本に触れていると見える世界も違ってくるのかな。