パパ部

今日はどんな遊びをしようか。

子どもも大人も楽しめる!アウトドア、自然をテーマにしたおすすめ絵本6選!

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最近はキャンプや登山などのアウトドアがブームですが、アウトドア体験が子どもに与える影響も注目されているようですね。

ぼく自身、釣りやキャンプが好きなこともあって子どもが小さい頃から海に山にと連れまわしているのですが、そんな我が家では子どもに読み聞かせる絵本も自然やアウトドアをテーマにしたものが中心。

自分自身が読んで楽しいという事もあるのですが、子どもにも自然の中での遊びを好きになってもらいたいという想いもあって自然とこうした絵本を購入することが多くなっています。

今日はこれまで我が家で子どもをアウトドア好きに洗脳すべく(笑)購入した絵本の中から、子どもたちが大好きなおすすめ絵本を厳選して紹介してみます。




赤いカヌーにのって

近所で売りに出されていた赤いカヌーを買って主人公の女の子と、おかあさん、おばさん、いとこのサムがカヌーで川下りに出かけるお話です。

カヌー旅に必要な道具や、テントの張り方、火のおこしかた、料理の仕方などが細かく載っていて、いつかはこんなカヌー旅をしてみたいとワクワクする絵本です。

男の子が好きそうなストーリーですが、主人公が女の子で一緒に旅するのもお母さんやいとこのおばさんというのもこの本のおもしろい所。お父さんは一切出てきません。

この手の冒険のお話って女の子はあまり興味を持たないけど、主人公が女の子というのもあって娘はこの本が大好きなようです。

我が家では寝る前の読み聞かせの定番絵本となっています。


星空キャンプ

こちらも「赤いカヌーにのって」同様、女の子が主人公のストーリー。

はじめて両親と行ったキャンプで鳥や虫や魚と触れ合い、自然の中に身を置く体験をします。

イラストは可愛らしくほのぼのしますが、表現が巧みでまるで自分自身がそこにいるかのようにキャンプの空気が伝わってきます。

作者の村上康成さんという方はご自身がトラウト釣りなどもされるそうです。

魚をお父さんが掛けたシーンで、心臓の音が釣り竿を通して伝わるという表現がでてきます。

僕自身も釣りをするのでわかるのですがこんな表現は実際体験したことのある人でないとなかなか書けないですよね。

釣りのシーンだけでなく、テントで寝転がったときの地面のごつごつした、でも心地いい感じなど随所にこうしたリアルな表現が出てきて、是非アウトドア好きのお父さんに読み聞かせしてほしいと思う一冊です。


ようこそ森へ

こちらも「星空キャンプ」同様村上康成さんの作品です。

先ほどの星空キャンプはキャンプに訪れた女の子の目線で描かれているのに対して、こちらの絵本は山に住むカケスの目線で物語が進みます。

このカケスからみた視点というのが子どもたちにとっても新鮮なようで、山や池にいくと「どこかでカケスが見てるのかなぁ」とか「カケスに会えるかなぁ」なんてよく言っています。

森へやってきた人間たちにカケスが森の良いところを伝えたり様々なメッセージをおくるこの絵本を通して、キャンプって本来は様々な動物がすむ森へ人間がお邪魔させてもらう遊びだということに自分自身もあらためて気づかされました。


どんぐりかいぎ

どんぐりって、一年ごとによくなる年と、あまりならない年があるそうです。

どんぐりがたくさんできると、動物も増えすぎちゃってどんぐりは食べつくされてしまう。

どうやったら子どもの木を残すことができるか。

それを解決するためにどんぐり達による会議が開かれるというお話なのですが、どんぐりたちが出した結論に大人でも感心させられます。

子どもと「どうするんだと思う?」なんてクイズ形式で考えながら読むのも面白いですよ。

植物がいるから動物がいて、動物がいるから植物が育つ。

自然との共存、食物連鎖というと堅苦しいけど、自然がどうやって回っているかということを肩ひじ張らずに子どもと一緒に考えられるおすすめ絵本です。


大きな木がほしい

これはぼく自身が幼いころに読んでもらった大好きな一冊。

ぜひ子どもたちにもと思い実家に置いてあったのを持ち帰ってきました。

大きな木が欲しい主人公のカオル。

カオルが思い描く大きな木の洞穴にはしごがかかり、その上には小さな小屋があって中でホットケーキを焼いたり食べたりすることもできます。

子どもものころって自分だけの基地に一度は憧れるものですが、こんな素敵な自分だけの小屋があったらと大人でもワクワクしてしまいます。

春、夏、秋、冬と表情を変えるカオルの小屋は細部まで書き込まれていてすごく魅力的です。

子どもの想像力を掻き立ててくれる素敵な絵本ですのでぜひ読んでみてください。



ミスター・ランチ カヌーのたび

最後におすすめしたいのがこちら。

アートと言えるような独特のテイストのイラスト、随所にちりばめられたかわいいフォントが魅力的な絵本です。

鳥追い犬のミスターランチが、ぞうから借りたカヌーに乗って行く先もわからない川下りをするというお話なのですが、

その道中で熊にであったり、魚と話をしたり、まるで海外のアニメを見ているかのようにサクサクと楽しく読むことができます。

正直なところメッセージ性はこれまで挙げてきた絵本に比べると少し弱いかなぁとも思うけど、純粋にイラストを見てるだけでワクワクした気分になれる絵本です。


おわりに

はい、こんな感じ。

最近はすっかり寒くなって、なかなか外で遊ぶのも大変ですが、そんな時こそ家の中でアウトドアをテーマにした絵本で創造力を膨らませてみてはいかがでしょうか。

どれも本当におすすめの絵本ばかりですのでぜひ一度読んでみてくださいね。

それではまたー。